わかってくるものだ時間が経てばいつでもそれでもまだ僕はどこにも住んでいないようで昔飼っていた犬を撫でながら悪い噂がどこか拡がっているかもしれないたまには山に登る見えない根のことばかり考えていた昔住んでいた部屋の片隅で予感のようなものを追いかけて巻かれていたいつかは山を越える見えない根が見えないだけだ本当と嘘はいつも同じ手の中に掴みこんで見えるものを見ていく同じことだと馬鹿にされても