私は此処へ 戻るだろう朽ちた屍体の 炎の跡形を成さぬ 赤き灰は輝く石の 器となる朔と望とを 廻って消える命を 宿して現れる貴石よ 永久の光を美しき最期を 時を留めて私は何処へ 逝くのだろう墜ちた死界の 旅の果てに未来を持たぬ 白き骨は儚き遺志の 標となる生きた証を 求めて魂だけを 遺して現れる貴石よ 永久の光を美しき最期を 時を留めて顕れる奇蹟よ 時を戻して